感動の実話!エルトゥールル号事件の映画「海難1890」
エルトゥールル号遭難事件が映画化されたそうです。
12月5日公開が待ち遠しい。子供を連れて観に行こうと思います。
知ってる方も多いと思いますが、この事件は明治時代に和歌山県冲で難破したトルコ軍艦の乗り組員を村人が救助したという話。
500名もの犠牲者を出した大きな事故で、助かったのはわずか69名。
介抱した村の人たちは、けっして生活に余裕があったわけではありません。どちらかといえば貧しい。
このとき献身的な介護を受けた69名が、トルコに帰国後語り継ぎ、トルコは親日国になっていったのです。
そして、月日は流れ、100年後の1995年ある事件が起こります。
記憶に残っている人も多いと思いますが、中東のイラン・イラク戦争。
当時、イランには多くの日本人が滞在中で、首都テヘランに取り残された状態。
イラクのフセイン大統領は、48時間後にイラン上空を飛行するものすべてを打ち落すと声明。
刻一刻と時間が過ぎるなか、救出策が無い日本人達の運命は…
万策尽きたと思われたとき、テヘラン駐在の日本人大使が個人的に親しくしていたトルコ大使に救援要請。
トルコ大使が国に事情を伝えたところ、すぐに了承の返事が。
しかし、そんな危険な状況のフライトを受けるパイロットがいるのか!?
なんと、その場にいたトルコ航空のパイロット全員が志願したといいます。
こうして、200名以上の日本人を乗せた2機は、制限時間ギリギリにトルコ領域に入れたのです。
これがエルトゥールル号の恩返し。感動の実話です。
私がこの話を知ったのは、数年前に読んだ書籍からでした。
「博多の歴女」といわれる白駒妃登美さんの著書
今年出版された、こちらも読みましたが、エルトゥールル号以外の感動話も紹介されています。歴史が苦手な子供は、こういう本なら興味を持てるのではないかなと思います。
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そういえば、第二次世界大戦で多くのユダヤ人を救った、杉原千畝の映画も上映予定とのこと。
日本人であることのほこりを大切にしたいですね。
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